再送回数に制限のあるGo-Back-N ARQプロトコルの伝送遅延特性

林田 行雄  杉町 信行  小松 雅治  吉田 良教  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J71-B   No.12   pp.1486-1491
発行日: 1988/12/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: 通信理論,信号理論
キーワード: 


本文: PDF(514.4KB)>>
論文を購入




あらまし: 
音声情報や画像情報,ファクシミリ情報等には,固有の冗長性や相関性があり,その一部の情報が損なわれてもそれを雑音やひずみなどとして受信後に適当な処理が施せるものとして受理することができることがある.本論文では,このような相関のあるメッセージを複数個のパケットに分割し,Go-Back-N ARQプロトコルにより伝送する場合の伝送遅延特性について考察する.本方式の特徴は,事前に定められた再送制限回数に達したパケットはたとえ誤りがあったとしても受理することにより伝送サービス時間(メッセージの伝送開始から終了までの時間)に上限を加える点にある.誤ったパケットを受理する確率を求め,これをひずみ率と定義する.また,パケットの複数コピーを伝送するGo-Back-N ARQ方式についても考察する.