クラスタリングに基づく手書き漢字の大分類

木村 文隆  西 晃  鶴岡 信治  三宅 康二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J70-D   No.1   pp.148-154
発行日: 1987/01/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: パターン認識・学習
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あらまし: 
本論文では,漢字認識の計算量を削減するための,クリスタリングに基づく大分類法を提案し,その効果について検討する.この大分類法は,類似した参照パターンどうしをまとめたいくつかの小集団(クラスター)をあらかじめ形成しておき,それらの代表パターンと未知文字との距離計算のみを行って候補を絞る方法である.種々の条件の下でクラスター総数と候補字種数および,クラスター総数と総計算量(1文字の認識に必要な距離計算量の総和)の関係について調査し,クラスタリングに基づく大分類法の効果について実験的に検討する.その結果,大分類と詳細分類における距離計算1回当たりの計算量が等しい場合,参照パターンを100~200個にクラスタリングしておけば,総当たりに比較して,総計算量が約1/3~1/4に減少する(高品質文字の場合)ことなどが示される.