光ファイバを用いた雷サージ波形観測

桑原 伸夫  古賀 広昭  元満 民生  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J70-C   No.1   pp.21-30
公開日: 1987/01/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
専門分野: 線路
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あらまし: 
雷サージ等の電磁気妨害波より通信の信頼性を維持するためにはこれらの妨害波の観測を行いその性質を把握することが必要である.本論文では光ファイバを用いて同一の雷放電により通信線路の離れた点に生ずる雷サージ波形を観測するシステム,およびそのシステムによる観測結果と理論解析結果を比較することにより明らかとなった通信線路の雷サージ誘起機構および雷サージ特性について述べている.検討の結果,(1)通信線路の雷サージは主に雷放電の際空間に生ずる電界の大地に水平な成分により生ずる.(2)地下線路端末に生ずる雷サージと架空線路端末に生ずる雷サージはその大きさがほとんど変わらない.(3)架空ケーブルの金属シースを接地することにより架空線路端末に生ずる雷サージ波高値は小さくなる.ことが明らかとなった.