テレビジョン画像の見易さ・雑音妨害感に対する画面サイズ・視距離の影響

大塚 作一  井上 正之  渡辺 一央  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J70-A   No.11   pp.1667-1673
発行日: 1987/11/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
専門分野: 教育工学,人間工学,医用生体工学
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あらまし: 
小画面テレビジョンを利用する各種システムへの設計指針の提供を目標に,静止画像を用い,その見易さを主観的な距離感,サイズ感によって評価し,両者とも被写体に依存する,被写体が顔写真相当の場合,5inch程度の画面サイズ,10H(H:画面高)程度の相対視距離が最適である,上半身像では,10inch以上の画面が要求され最適視距離は6H程度に減少する,しかしそれらの相対視距離・画面サイズ依存性は緩やかで許容範囲は広い,などの結果を得た.また白色雑音,周期性雑音の妨害感を評価検討し,雑音妨害感は画面サイズに依存せず相対視距離とS/N,雑音帯域・周波数によって定まる,妨害感が等しくなる白色雑音のSp-p/Nrmsは相対視距離比の増加にともない6~7dB/decで減少する,雑音妨害感度特性は,水平方向の空間周波数に関して低域通過形で,相対視距離比の(1/3)乗にほぼ比例して高域側にシフトする,などの知見を得た.