2次識別関数のピーキング現象とその防止に関する考察

木村 文隆  高階 健治  鶴岡 信治  三宅 康二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J69-D   No.9   pp.1328-1334
発行日: 1986/09/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: パターン認識・学習
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あらまし: 
識別関数の性能は,用いるパラメータに推定誤差があると低下する.識別関数の識別率がある次元数の特徴量を用いたときに最大となり,それ以上特徴の次元数を増加させると逆に低下してゆくことはピーキング現象としてよく知られている.本論文では,ユークリッド距離,2次識別関数および修正2次識別関数の識別率と特徴の次元数との間の関係を実験的に考察する.修正2次識別関数は,2次識別関数で用いる共分散行列の最尤推定量の代わりに,一種の疑似ベイズ推定量を用いる識別関数に相当し,ピーキング現象を起こしにくいことが示される.