(2,7;mn)適応型固定長記録符号の諸特性

田崎 三郎  原田 浩二  山田 芳郎  大沢 寿  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J69-C    No.5    pp.653-661
公開日: 1986/05/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
専門分野: 記録・表示
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あらまし: 
ディジタル磁気記録や光記録において,誤り率を劣化させることなく記録密度を上げるために,相加雑音や符号間干渉に強く,符号化効率のよい記録符号を適切に選択することが望まれる.シンボル0の最小ラン長d,最大ラン長kがそれぞれd=2,k=7の(2,7)符号はこのために特に期待がもたれている符号の一つで,既にその一部は磁気ディスクや光ディスクに実用化されている.本稿では,各種の(2,7;mn)適応型固定長符号について統一的見地から検討を行ってある.mはデータ語ビット数,nは符号語シンボル数である.まず,符号化および復号化の操作に必要なルックアヘッド,ルックバック情報に注目してこれら符号を特徴付ける.ついで,m=4,n=8の場合を例にとり,スライディングブロック符号構成法と名付けた手法を用いてその符号化表,復号化表を導く.この手法は他の(mn)条件に関しても適用可能であり,修正型3PM符号の符号化表ならびに復号化表も同様にして求めてある.最後に,単一シンボル誤り,バーストシンボル誤りが復号されたデータビット系列におよぼす影響をシミュレーションにより各符号について比較検討してある.