クラスタホーン給電による低サイドローブマルチビームアンテナ

山田 吉英  鹿子嶋 憲一  小林 岳彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J69-B    No.11    pp.1430-1440
発行日: 1986/11/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 特集論文 (衛星通信特集)
専門分野: 衛星用ハードウェア
キーワード: 


本文: PDF(753.4KB)>>
論文を購入



あらまし: 
クラスタホーンを用いることにより衛星搭載用マルチビームアンテナで低サイドローブな特性を実現する方法について,具体的にアンテナを設計する際の諸元の決定法および設計の基本となる電気的性能を明らかにした.まず構造条件としては,低サイドローブ化に適したホーン寸法およびアンテナ開口径が存在することを示す.電気性能については,クラスタ励振分布とサイドローブレベルの関係を求め,低サイドローブ化の限界値を明らかにしている.また,ホーン寸法や周波数が変わった場合あるいはクラスタ励振分布に誤差が生じた場合のサイドローブの上昇など,設計上の主要データを明らかにしている.更に,アンテナの焦点からずれた位置にクラスタホーンを設置した場合の励振分布決定法として,Received Mode Analysis法における最適化を行った.最後に,日本を対象とした衛星搭載マルチビームアンテナを例に取り,本論文の設計法による効果を具体的に示している.