衛星回線における可変回線設定法の適用形態

中島 誠一  須山 正人  臼井 幸弘  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J69-B   No.11   pp.1345-1353
発行日: 1986/11/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 特集論文 (衛星通信特集)
専門分野: 利用技術関連
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あらまし: 
衛星回線は地上回線には見られない種々の特徴を持っている.網構成上の観点からは,地上局間の回線設定を任意に変え得ることが大きな特徴である.本論文は,衛星回線の可変回線設定法であるTPA(Timed Pre-assignment),DA(Demand Assignment)の適用形態とその特徴を明らかにしたものである.TPAについては,切替え時における切替え対象回線群内の使用中回線が問題となるが,定位選択して予閉塞する方法の使用中回線残存確率を求め,再配置による方法との比較を行い,この方法が現実的であることを示す.DAに関しては,局間呼量,地上迂回路コスト等をパラメータにとり,地上回線を考慮したPA(Pre-assignment)に対するDAの適用領域を明らかにし,地上回線を考慮してもDAの適用領域が広いことを示す.DAによるトラヒックの日変動吸収効果を解析し,この効果が実際に期待できることを示す.また,DAにおける回線単位の割当て法と回線群単位の割当て法の適用領域も明らかにし,現実的には回線単位の割当て法が望ましいことを示す.