ディジタル文字輪郭線の一修正法

山崎 一生  入山 徳夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J68-D   No.9   pp.1634-1640
発行日: 1985/09/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: 信号・情報処理
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あらまし: 
ドットプリンタ,ディスプレイ端末,CRT写真植字機,レーザプリンタ等では,文字パターンは碁盤目状の白黒2値のパターンとして蓄えられている.CRT写真植字機,レーザプリンタでは高品位の文字の出力のために,細かい標本化間隔のディジタル文字を用意する必要がある.本稿では,既存の文字図形を走査して得られる精細なディジタル文字パターンに重畳されているノイズの除去法について述べる.与えられた白黒2値の走査データから文字線の輪郭線を縦横斜8方向の有向線分の系列として表現し,これを用いて局所的なノイズの形を検出しその修正を行う.シミと白抜けとの除去,直線部分の凹凸の除去,交差部の潰れの修復,湾曲部の繊細化が行われる.実際の走査データ(800×800の碁盤目状に標本化されたディジタル文字)を処理した結果,修正過多の箇所も見られるが,人手による修正の補助としては満足すべき能力があり,作業の省力化が可能であることが明らかとなった.