キャプテン用ランレングス符号

谷中 一寿  松岡 毅  小林 幸雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J68-D   No.4   pp.600-607
発行日: 1985/04/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 特集論文 (画像処理特集)
専門分野: 画像の符号化と表示
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あらまし: 
本論文では,わが国のビデオテックス商用サービスで使用される予定のランレングス符号について述べる.電話回線を用いた対話形静止画像情報システムであるビデオテックスの開発は,各国で盛んに行われている.わが国では昭和54年12月からキャプテン実験サービスが行われており,昭和59年11月からは商用サービスが予定されている.実験サービスでもパターン情報の冗長度除去のためビデオテックス独自のランレングス符号が使用されているが,商用に備えて,新しい符号を作成している.本符号は,ファクシミリのMH符号と同様の原理に基づいて構成されており,その特徴としては,実験サービスで蓄積された多数のキャプテン画面の統計的性質を反映していることの他,装置化が容易なようターミネイティング符号語数の決定や最大符号長の制限付加を行っていること,高密度画面に対応できること,EOL符号とSYN符号の両方を設け種々の使用環境への対応性が考慮されていること,など実用面からの要求を満たすよう留意されている点が挙げられる.