動的計画法によるステレオ画像の区間対応法

大田 友一  正井 康之  池田 克夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J68-D    No.4    pp.554-561
発行日: 1985/04/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 特集論文 (画像処理特集)
専門分野: 3次元画像・動画像の解析,理解
キーワード: 


本文: PDF(889.9KB)>>
論文を購入



あらまし: 
ステレオ視における左右画像間の対応探索では,動的計画法を用いて左右走査線対ごとに対応を求めるのが一般的な手法の1つである.この場合,対応の単位としては,エッジを用いることが多いが,隠れや雑音が存在する場合の取扱いに問題がある.本論文では,この問題を解決するため,2本のエッジにはさまれた区間を対応単位と考える方法について述べる.さらに,区間対応におけるコスト評価法について3つの方法を提案し,合成画像を用いて比較実験を行った.その結果,類似度の評価法として一般的と考えられる左右区間の明度の差分に基づく方法よりも,両区間に含まれるすべての画素の明度の分散に基づく方法のほうが雑音に対してすぐれていることを見出した.さらに,分散に基づくコスト評価法を用いた区間対応性を,都市部のステレオ航空写真に適用し,その有効性を確認した.