m-out-of-2m符号の部分符号に対する自己検査性検査回路

南谷 崇  浜松 俊彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J68-D   No.3   pp.229-236
発行日: 1985/03/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: 計算機システム・構成要素
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あらまし: 
m-out-of-n符号はすべての一方向性誤りを検出する能力があり自己検査性(self-checking)システムの実現に有用なため,これに対する自己検査性検査回路の多くの構成法がこれまでに提案されているが,いずれもm-out-of-n符号の全符号語,すなわちnCm個の符号語,が検査回路への入力として加わることを前提としている.しかし実際の応用場面では,一般にその「部分符号」しか加わらないため,これらの回路は必ずしも自己検査性検査回路にはならない.本論文は,m-out-of-2m符号を対象として,その任意の「部分符号」に対する自己検査性検査回路の実現可能性について考察したものである.まず,「部分符号」に対する検査回路の構成法を示した後,それが自己検査性検査回路になる最小部分符号を明らかにする.次に,自己検査性検査回路の実現可能十分条件と部分符号構成法を示す.最後に,自己検査性検査回路を実現できる部分符号の符号語数の範囲を示す.