MビームNアンテナマルチビームアレーのための無損失給電回路網の合成

稲垣 直樹  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J68-B   No.6   pp.729-736
発行日: 1985/06/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 


本文: PDF(498.8KB)>>
論文を購入




あらまし: 
Blass回路を見直し,一部の無反射終端を取除くことによって,ビーム数(M)とアンテナ素子数(N)が任意のマルチビーム・アレーの無損失給電回路網が構成できることを示した.M=4,N=48の場合について合成した回路の定数を例示し,またこの回路により反射板つきダイポール列を給電したときの諸特性をImproved Circuit Theoryによって解析している.この際,アレー重みとして等振幅,等位相差の重みを予め指定している.周波数変化に伴いアンテナ給電点インピーダンスの伝送線路の特性インピーダンスに対する整合がはずれるが,このための電力効率の低下は10%の比帯域で0.36dB以下,20%の比帯域で1.57dB以下であった.その他,指向性,リターンロスなどの周波数特性について検討し,比較的良効であることを示した.