|
本文PDFファイルを閲覧するには,ログインする必要があります.
左メニューよりログインして下さい.
|
マルチリード・メモリを用いた並列計算機の性能解析
天野 英晴 地川 淳二 吉田 隆一 相磯 秀夫
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J67-D
No.9
pp.1028-1035 発行日: 1984/09/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5713 論文種別: 論文 専門分野: キーワード:
本文: PDF(625.5KB)>>
あらまし:
マルチリード・メモリはデータのコピーを多数持つことにより,読み出しのためのアクセス競合を避けることのできる共有メモリである.本論文ではこのメモリを用いた並列計算機の動作解析を行ない,効率を求める方法をいくつか提案した.まず,PU台数と同数のコピーをもつn-nシステムについてマルコフ解析を行なった.次に,より簡単な期待値モデルおよび効率を求める近似式を導き,これらによる結果がマルコフ解析による結果とほぼ一致することを確かめた.また,PU台数より少数のコピーを持つn-mシステムについても,同様の解析を行ない近似式を得た.これらの動作解析により,システムを構築する場合のPU数の上限,メモリコピー数の最適値等が明らかになった.
|
|