可変近傍系列によって定義される距離関数

山下 雅史  本多 波雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J67-D   No.6   pp.701-707
発行日: 1984/06/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(496.3KB)>>
論文を購入




あらまし: 
整数のK項組全体からなる集合ZK上で定義される距離関数の多くは,二点xyの距離を,ある定められた近傍形の系列によって決まるxyを結ぶ最短道の長さによって定義する.この方法によって定義される距離関数の例は,画像処理の分野に多く見出すことができる.ダイヤモンド距離,あるいは種々の八角形距離(octugonal distance)は,このような距離関数の例である.このように,上記の手法によって,適切な近傍形の系列を用いれば,多くの距離関数を定義できる.しかし,任意の近傍形の列に対して,距離関数が定義されるわけではない.そこで,本論文では,距離関数が定義されるために,近傍形の列がみたすべき必要十分条件について考察する.