側方監視レーダのステレオ観測による地表標高図の形成法

山根 国義  前田 茂樹  松尾 優  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J67-B   No.10   pp.1064-1071
発行日: 1984/10/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(891.9KB)>>
論文を購入




あらまし: 
側方監視レーダのステレオ観測によって地表標高図を形成する方法を提案し,その可能性と限界について検討した結果を報告している.本方法は数値的相関法を用いて,地表標高の関数であるステレオレーダ画像のパララックスを計測することにより地表標高を検出するものであるが,従来の方法と違って画像全体にわたりきめ細かく標高を検出できるので,検出結果をプリントしたものがそのまま地表標高図となる.この方法ではレーダ画像品質の低さに対処するため独特の相関法を使用するが,それが有効に機能するための地形上の制限,そして相関パラメータと相関法の耐雑音性能との関係を明らかにした.さらに,スペックル雑音等の影響を加味した計算機シミュレーションにより作成したステレオ合成開口レーダ画像を用いて,地表標高図の作成を試み,SN比6~10dB以上の受信データを,ルック数16以上のマルチルック処理によって画像化したレーダ画像なら,本方法が有効に機能することを確かめている.