レーザビーム熱記録のピット形状と記録特性

山本 学  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J66-C   No.3   pp.191-197
発行日: 1983/03/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
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本論文は薄膜の溶融蒸発除去により情報を記録する光ビーム記憶において,信号品質に密接に関係する記録部形状の基板依存性を明らかにし,形状を決める要因及び熱記録における基板の関与を考察したものである.輪郭形状の乱れ,残留物,周辺の不規則な盛上りなどの記録部形状の乱れは,基板材料に顕著に依存し,形状を決める要因として,(1)溶融記録層と基板の接着性,(2)基板からのガス噴射,(3)基板表面の粒状性,が挙げられる.溶融記録層と基板の接着性は,記録径の2乗とレーザパワーの対数値との直接関係の傾きにより評価できる.レーザビーム熱記録において,上記した溶融記録層と基板の接着性,基板からのガス噴射は,溶融蒸発除去の記録感度と密接に関係する.