異種の故障時間分布から成る2ユニット待機冗長システムの予防保全と信頼度解析

菅澤 喜男  加地 郁夫  栗原 正仁  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J66-A   No.2   pp.145-151
発行日: 1983/02/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文
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あらまし: 
動作しているユニット(operating unit)と待機しているユニット(standby unit)の故障が異種の故障時間分布に従う修理可能な2ユニット待機冗長(standby redundancy)システムの動作しているユニットを停止して予防保全を施した場合の信頼度解析を行い,システムに対する予防保全の効果について述べる.本論文では,予防保全によるシステム故障を避けるために,より実際的な予防保全方策として2通りの方策を考慮する.つまり,待機しているユニットが正常に待機している時は,動作しているユニットを一定時間の動作の後に停止して予防保全を施す.次に,待機しているユニットが故障修理(事後保全)の状態にある時は,ユニットの故障修理が完了した後に動作しているユニットを停止して予防保全を施すものとする.更に,本論文では,2つのユニットが同時故障することも考慮している.信頼度解析としては,マルコフ再生過程(MRP:Markov Renewal Processes)を用いて信頼度を示す確率的諸量を求める.数値例において,システムのアベイラビリティ(limiting avilability)と予防保全の関係などを示し,システムに対する予防保全の効果について述べる.