交差点記述法による2値画像の輪郭追跡と復元

李 志広  横井 茂樹  鳥脇 純一郎  福村 晃夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J65-D    No.10    pp.1203-1210
発行日: 1982/10/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
本論文では,ディジタル2値画像の境界追跡および境界点座標リストからの原画像の復元において従来の研究で欠落している部分を明確にし,かつ,代表的な方法の相互比較を行う.まず,輪郭追跡が基本的には,画素追跡型,辺追跡型,頂点追跡型,の三種類に分けられることを示し,次に,追跡法としての頂点追跡型の改良されたアルゴリズムを示すと共にその正当性の証明を与える.つづいて,輪郭追跡で得られた境界点座標リストからの原図形復元に関して,従来の方法とは異なる縦方向境界線分の抽出法によるアルゴリズムを提案し,最後に,上記三種の手法の能力を理論的および実験的に比較検討する.これらの結果から,従来比較的よく用いられていたと思われる画素追跡型よりむしろ辺追跡型,頂点追跡型の方が電算機での実行が容易であることが知られる.なお,本文で提案した復元アルゴリズムは,従来のものと比べて,所要記憶容量が少なく(1bit/pixel),かつ,実行速度も速いという利点を持つ.