モノリシック・14ビットDA変換器

麻殖生 健二  堀田 正生  金子 憲二  花田 誠次  横沢 典男  永田 穣  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J65-C    No.4    pp.230-236
公開日: 1982/04/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
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あらまし: 
最近,デジタルオージオシステムや精密計測システムにおいて,トリミング手法を使わない経済的な14~16ビットDA変換器(DAC)が必要とされているが,現在モノリシックDACの精度は大部分10ビット程度であり,トリミング等の特殊技術を加味することによって12~13ビットが実現されているのが現状である.この要求に応える高精度モノリシックDACを実現するために,DACが持つ誤差を補正するための新しい方式,「自己校正方式」,を先に提案し,実験によりモノリシックIC化の見通しを得てきた.本論文では,自己校正方式に基づいて開発したモノリシック14ビットDACの回路構成と,その評価結果について主に述べる.アナログ-デジタル共存型I2Lプロセスおよび微細化2層配線技術を使用して,モノリシック・14ビットDACを試作し,直線性:±1/2LSB(±0.003%),1LSBへの整定時間:1.2μsの性能を得た.