境界線の曲がり角を用いたファクシミリの符号化方式

富永 英義  保坂 憲一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J65-B    No.7    pp.850-857
発行日: 1982/07/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
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あらまし: 
ファクシミリの冗長度抑圧方式としてはCCITTの勧告T.4の1次元のmodified Huffman方式およびオプションとしての2次元のmodified READ方式をはじめとして多くのものがある.本論文では境界線の曲がり角の点に注目した2次元符号化方式の提案をし,その性質を論じており,これはmodified READ方式をはじめとする2次元符号化方式の基本的な性質を明確にしている.一般に,境界線に注目して符号化すれば高解像度の画像の情報量は,従来は面積に比例するのに対して長さに比例することになる.さらに,境界線の曲がり角の点に注目して符号化すると,境界線の直線部分は符号化の対象から除外できるので,modified READ方式のような従来の2次元符号化方式よりも基本的に冗長度抑圧効果があることが説明できる.