パターン認識における逐次形特徴選択手順の能力に関する実験的検討

鳥脇 純一郎  木村 茂  横井 茂樹  福村 晃夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J64-D    No.3    pp.268-275
発行日: 1981/03/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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本論文では,パターン認識において,与えられた特徴集合の部分集合で最も優れたものを選択するための逐次形特徴選択手順の能力を実験的に詳しく検討している.ここで扱う特徴選択の方法は,与えられた特徴集合から適当な基準に基づいて順次1個ずつ特徴量を選択(または排除)して,求める部分集合を得る方法であるが,この手法によりどの程度良い(高い識別率を得る)特徴集合を選択できるか,これまで定量的に明らかにされてはいない.本論文では,実際の画像処理において意義の大きい胸部X線像,および,白血球顕微鏡像を用いた実験によって,上記手順によって得られた特徴集合は,最適なものとほとんど変らない識別能力をもち,又,その選択内容も極めて妥当なものであることを明らかにした.又,識別率の向上という点で主成分の抽出は効果が少ないこと,識別率の推定においてResubstitution法は偏りが大きく,Leave-one-out法の精度が良いこと,などを示す実験結果を与える.