手書き漢字の部分パターン抽出と認識

木村 文隆   東善  吉村 ミツ  三宅 康二  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J64-D   No.11   pp.1037-1044
発行日: 1981/11/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
本論文は,手書き漢字を対象として,文字に含まれる偏,旁などの部分パターンを抽出することがどの程度まで可能でありどのように有効であるかを実験的に検討したものである.抽出すべき部分パターンの形と位置に関する情報は標準パターンと部分指定規則の組の形で用意される.これらの組の一つと入力パターンが固定されるとその折線近似パターンに部分指定規則を適用して得られる部分折線近似パターンと標準パターンの対応付けが文献(3)の対応付けアルゴリズムによって試みられ,それらの相違度が計算される.この操作はすべての組について行われ入力パターンとの相違度が最小となる組が求められ最終的に抽出すべき部分パターンとその位置が決定される.このような方法に関する種々の実験の結果,部分パターンを高い成功率で抽出することが可能であることと,手書き漢字認識系を構成した場合に幾つかの点で有効であることが実証された.