スイッチドキャパシタ形A-D変換器

井阪 治夫  雨宮 好文  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J64-C   No.9   pp.560-565
公開日: 1981/09/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
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スイッチドキャパシタ形積分器は最近ICフィルタの実現化に関連して注目されている.本論文は,スイッチドキャパシタ形積分器を応用しても循環形A-D変換器を構成できることを示した.キャパシタンス比が1であるコンデンサを2ユニット用いるのであるが,その比精度および積分用オペアンプの入力オフセット電圧の存在などが変換誤差に及ぼす影響について検討した結果,1チップの構造によって8 bit程度のA-D変換器の提供が可能であろうとの推定がなされた.循環形で,McCharlesらのものは所要コンデンサ数はビット数によらず6ユニット,ステップ数は8 bitの場合16であったのに対し,筆者らのA-D変換器は,8 bitの場合の平均ステップ数は22であるが,コンデンサ数は同じくビット数によらず2ユニットに,且つオペアンプの数は1個少なくすることができた.