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光励起DLTS法による少数キャリヤトラップの測定
滝川 正彦 生駒 俊明
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J64-C
No.1
pp.32-38 公開日: 1981/01/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0373-6113 論文種別: 論文 専門分野: キーワード:
本文: PDF(557.1KB)>>
あらまし:
禁制帯幅より小さいエネルギーを持つ光を用いる“光励起”DLTSでは,過渡応答の振幅P(T)に温度依存性があるため,そのスペクトルが多数キャリヤトラップDLTSスペクトルと異なり,従来の解析法を用いたのでは深い準位の活性化エネルギーEt,捕獲断面積σtが正しく求まらないことを指摘した.そこで,P(T)の温度依存性を考慮し,“光励起”DLTSスペクトルから少数キャリヤトラップのEtとσtを求める方法を提案した.これらの方法をGaAs p+n接合中のFe準位のEt,σtの導出に適用し,その結果を注入DLTSで得られた結果と比較することによって,その正当性を確認した.更に検出感度,測定可能準位を励起光エネルギーの関数として与え,それらを従来のDLTS法と比較,検討をし,“励起光”DLTSを少数キャリヤトラップの測定手法として確立させた.
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