Ray-TheoryによるE面コセカントビームホーンアンテナの設計とその放射特性

謝 国章  中田 和一  鈴木 道也  安達 三郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J64-B   No.5   pp.449-456
発行日: 1981/05/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
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あらまし: 
E面扇形ホーンアンテナの開口面を,幾何光学の原理に基づいて設計された曲面状の開口とし,この境界面での屈折作用によって放射パターンがコセカントビームとなるE面コセカントビームホーンアンテナを考案した.本論文では,このコセカントビームホーンアンテナの設計原理を述べ,更に3種類のアンテナを試作して,その実験結果から設計パラメータとアンテナ諸特性との関連を検討した.これらの実験結果と考察の結果から,本方法により,開口角が約50°前後の大開口角,E面開口長が約6λ以上において,設計ふ角の範囲にヌルポイントのない比較的特性の良いコセカントビームを持った,高利得,広帯域の小形E面コセカントビームホーンアンテナを得ることができた.本アンテナのH面指向性パターンはE面開口長と開口曲面の形状により変化する特徴があり,一定のH面開口長におけるH面半値幅を,E面開口長あるいはφ1/φ2(水平面で分割された開口角の比)の設定により,約28°~52°の範囲で変化可能である.又,非平面開口を持つ本アンテナの電磁界方程式による指向性パターンの理論式を導き,数値計算の結果から,E面H面共に実験値と良く一致することが分かった.