ガウスビーム局発光を用いたエアリ信号光のヘテロダイン検波

竹中 隆  佐賀 信裕  福光 於莵三  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J63-C   No.7   pp.423-429
発行日: 1980/07/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(500.9KB)>>
論文を購入




あらまし: 
平面波信号光をある有効口径を持つレンズにより集光したときに得られるエアリ信号光にガウスビーム局発光を加えて光ヘテロダイン検波する際のヘテロダイン効率について考察した.信号光および局発光の波面の影響を考慮に入れた検討がなされている.信号光と局発光が共に検波面に軸ずれなく垂直入射する場合のヘテロダイン効率を解析的な式で表現する.この式を用いると,与えられた信号光に対してヘテロダイン効率を最大にする局発光のビームパラメータを定める方程式が導かれる.特に,検波面の半径r0が無限大とみなせる場合には,レンズの有効口径が一定のときはFナンバが大きくなると共に,又,Fナンバが一定のときは有効口径が小さくなると共に波面の影響が顕著になり,波面の曲率まで考慮した取扱いが必要であることが明らかとなった.又,検波面の有限性がヘテロダイン効率に及ぼす影響を数値的に検討した結果,使用波長λに対して検波面の半径をr0=1.13 Fλに選ぶことにより最大のヘテロダイン効率が得られることが分かった.更に,局発光のみが検波面に傾いて入射する場合および軸ずれして入射する場合のヘテロダイン効率の劣化の程度を数値的に検討した.