ストローク構造解析法による自由手書き片仮名文字認識

木村 文隆  吉村 ミツ  三宅 康二  市川 真人  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J62-D   No.1   pp.16-23
発行日: 1979/01/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(697.6KB)>>
論文を購入




あらまし: 
本論文では,自由手書き文字の機械認識の一手法としてストローク構造解析法を提案すると共に,自由手書き片仮名文字に対する一連の認識実験の結果を示して本手法の有効性と可能性を明らかにし,更に本手法および,そこで用いられる幾つかのパターン処理技術の問題点を指摘し,改善策を提案する.この認識手法は,入力パターンに対する2値化,細線化,折線近似,非決定的ストローク抽出,下降式特徴抽出などの一連の処理を行った後,識別部において特徴空間におけるマハラノビス距離に基づく字種決定を行うものである.この方法で認識実験を行った結果,未学習の自由手書き片仮名11,500文字に対して正読率は95.2%に達し,電総研・富士通作製の自由手書き文字データベースを対象とする認識実験としては,現在のところ最も良い結果が得られた.