MUMPSデータベースシステムのバッファ置換アルゴリズム

和田 雄次  溝口 徹夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J62-D   No.11   pp.766-773
発行日: 1979/11/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
データベースとの実入出力回数を減らすための手段として,データベース用バッファの容量を増やすことや低いバッファ不在ひん度が得られるバッファ置換アルゴリズム(BRA)を利用することなどが考えられる.データベースは現在,多種多様の構造を持つものが製品化され,あるいは研究中であるが,本論文は木構造のMUMPSデータベースを取り上げ,バッファ容量が限られているときいかなるBRAを採用したならば効率的なアクセスが実現されるかということを調査するために,データベース生成とアクセス要求およびバッファ置換を計算機上にてシミュレーションし,バッファ不在ひん度を定量的に調べる.BRAは次の3方式を取り上げる:MUMPS開発委員会の提案を拡張したBPL法,更にそのBPL法を改善したBPL*法,従来から広く普及しているLRU法.MUMPSデータベースを設計する際,本シミュレーションを行うことにより,ある与えられたデータベースとバッファの容量に対して最も効率の良いBRAが選択できる.