ファームウエア化による計算機性能改善度の予測法

坂村 健  諸隈 立志   肇  相磯 秀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J61-D   No.9   pp.711-718
発行日: 1978/09/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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本論文は,マイクロプログラム制御の計算機において,設定されている中間言語でプログラミングを行い,それをもとに応用問題に合わせて部分的にファームウエア化を行った場合,どの程度のオーバヘッドで,どれ位効果があるかを予測する方法について論じている.このような方法をここでは,ファームウエア化の効果予測法というが,プログラムの単位ステップ当りの実行時荷重,ファームウエア化を行った場合の実行速度の改善,および制御記憶の増加量をパラメータとして関係づけ,幾つかの実験データをもとに係数を決定し,定式化が行われている.これによって得られた式を効果予測式と呼ぶが,この式を使うことによって,応用問題に合わせファームウエア化を行った場合,ファームウエア化を行おうとする場所と,そこの実行時荷重を知れば,おおよそのファームウエア化の効果(実行速度の改善の度合いと制御記憶の増加量)を知ることが可能となる.更に本論文では,これが幾つかの中間言語マシンのアーキテクチャに依存することを明らかにし,中間言語マシンのアーキテクチャについての考察も与えている.