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機能分散形システムにおける機能の動的可変機構とその評価
村上 国男 佐藤 昌貞 長谷川 隆三
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J61-D
No.11
pp.811-818 発行日: 1978/11/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5713 論文種別: 論文 専門分野: キーワード:
本文: PDF(628.6KB)>>
あらまし:
機能分散形計算機複合体において,マイクロプログラミング技術は各プロセッサの機能専用化とハードウエア的均一性を同時に達成するための有効な手段である.しかし,機能専用化のために,機能間の負荷不平衡がプロセッナ間の負荷不平衡となって現れ,システム性能が劣化する恐れがある.これを防止するには,低負荷プロセッサで高負荷プロセッサの負荷を分担して負荷平滑化をはかる必要がある.本論文では,まず主メモリと制御メモリを独立な空間とみなし,更に両空間の間に空間を共用する機構を設け,主メモリの書換えと同様にして制御メモリの書換えを可能とし,又,主メモリを制御メモリの一部とみなして,主メモリ上のマイクロプログラムを直接実行することによって,プロセッサ機能を動的に変更する方式を提案する.次に,そのハードウエア実現例を示し,これを負荷の平滑化処理に用いた際の効果を解析し,本方式の適用条件を明らかにする.
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