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利得閉込形ダブルへテロ接合半導体レーザの小振幅変調特性
矢野 光博 関 浩一 神谷 武志 柳井 久義
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J61-C
No.11
pp.690-697 公開日: 1978/11/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0373-6113 論文種別: 論文 専門分野: キーワード:
本文: PDF(690.6KB)>>
あらまし:
利得閉込形ダブルへテロ接合半導体レーザの小振幅変調特性をストライプ幅の異なる3種の試料に対し,実験的・理論的に検討した.実測結果より緩和振動周波数付近では光出力の増大と共に大幅な位相遅れを伴うこと,又,光強度分布の横モード幅にも振動の生ずること,ストライプ幅が狭いほど緩和振動の減衰時定数は短くなることを見出した.一方,定常発振特性をよく説明することができた,ほぼ解析的な近似的取扱法を小振幅変調特性に拡張したところ,以上の実験結果をもよく説明することができた.又,緩和振割の減衰時定数に関する従来の理論値と実測値の大きな差についても考察した結果,キャリヤ密度と光強度の分布およびキャリヤの横方向拡散効果が主要な要因で,これらを考慮することによりほぼ説明がつくことを明らかにした.
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