自然言語処理のためのプログラミングシステム―拡張LINGOLについて―

田中 穂積  佐藤 泰介  元吉 文男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J60-D   No.12   pp.1061-1068
発行日: 1977/12/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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自然言語処理のためのプログラミングシステム=拡張LINGOLは,パージングシステムのベースとしてLINGOLを用い,これに幾つかの機能の拡張を施したものである.機能拡張の主なものは,(i)分かち書きを自動化するプログラムがパーザに組込まれている.これは,形態素分析にも利用できる.(ii)パージング過程で予測制御機構を動作させることができる.これにより(a)文法規則数を増大させずに文法の精密化が可能,(b)不必要な部分パージング木の生成を阻止し,パージングを高速化することができる(パージング速度=40msec/語が実現されている),(c)意味的な情報をもパージング過程に直接反映させることができる.(iii)新しいユーティリティプログラムが付加されている.これにより,自然言語処理の基礎となる文法や辞書の作成を会話的に行うことができる.