計算機アーキテクチャの自動最適化に関する考察

坂村 健  相磯 秀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J60-D   No.11   pp.929-936
発行日: 1977/11/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
本論文は,マイクロプログラム計算機での応用問題適応形命令セット(中間言語)の自動最適化について考察している.命令セットの最適化は,(i)現在,設定されている命令セットの上で,応用問題(プログラム)を実行させる,(ii)その結果,どのような命令群が続けて実行されるか調べる,(iii)それらの内,ひん度の高いものをまとめた複合命令を応用問題向きの新しい命令としてつけ加える,というような手順を何度か操返すことにより行われる.筆者らは,マイクロプログラム制御計算機YHP2100で実験を行い,その結果,設定されている命令セットとしてYHP2100機械語とした場合,種々の応用問題において,4~6回の最適化を繰返すことにより実行速度が,2~4倍に高速化されることを確認し,本最適化手法の有効性を示した.