振動子法によるアンテナ放射界分布の測定

山根 国義  弓場 芳治  松尾 優  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J60-B   No.12   pp.972-978
発行日: 1977/12/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(604.4KB)>>
論文を購入




あらまし: 
アンテナ放射電磁界分布は散乱法を用いて精密に測定することができるが,背景雑反射波などの不要波による誤差を避けるための微妙な調整操作と厳しい機器安定度が必要である.このような欠点は散乱波を変調することによって解決することができ,この考え方に基づく測定法としてダイオード負荷散乱体を用いる方法と回転ダイポールを用いる方法とが既に提案されている.本論文は上記2者とは異なる新しい散乱波変調法として振動子法を提案したものである.初めに振動子の測定原理を示し,次に広帯域および狭帯域法の2とおりの測定方法について説明し,この方法における幾つかの問題点を検討している.そして最後に,本測定法の有効性を実証するために行った若干の実験結果を示している.