LISPマシンとその評価

島田 俊夫  山口 喜教  坂村 健  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J59-D   No.6   pp.406-413
発行日: 1976/06/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
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あらまし: 
本論文はLISPインタープリタをファームウエア化してLISPマシンを実現し,この方法がどの程度LISPの高速化に役立つかについてのデータを与えたものである.LISPの実現に当ってはBobrowの提案したスタックモデルを取り入れ,バックトラッキングとコルーチンを可能にした.ファームウエア化の際には,まずこのモデルをマイクロプログラムで記述し,その上にLISP向きの命令を付加した.LISP向きの命令は機械語でも記述し,速度,ステップ数を比較した.又,マイクロプログラムの並列性とタイミングの問題についても論じた.以上の経験からLISPマシンに望ましいマイクロプログラムの機能を抽出した.これらの機能は他の高級言語向計算機の設計にも役立つものと思われる.