有限長コーナリフレクタアンテナの放射界

青木 和男  築地 武彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J57-B   No.9   pp.549-556
発行日: 1974/09/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
二次元の有限長コーナリフレクタアンテナをfield theoryによって解析する一方法を提案した.これは無限に長い反射板を有限長にするため,取り除くべき反射板上に流れていた電流に着目して電磁界のフーリエ係数を決める方法である.この方法は任意の開き角を持つ,しかも非対称構造の有限長コーナリフレクタアンテナの解析に適用できる.数値計算例として,開き角が57°,66°,71°及び90°の場合の数値例を示した.数値解析の結果,反射板の長さが一波長程度であっても,一次放射器が反射板から適当な距離にあれば,反射板の側方,及び後方へ漏れる放射電力は全放射電力の数パーセントにすぎないことが明らかになった.従って,このアンテナで前後比40~50dBを実限することは容易であると結論される.