ネットワーク基本量の性質ならびにその確率分布の評価法

翁長 健治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J57-A   No.11   pp.802-809
発行日: 1974/11/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
入口z,出口,各枝に閉区間の重みを持つネットワークの特性量として,枝列J,道P,切断C,カットセットKの区間和,区間結び,区間交わりを用いて八つの領域IqC),IqK),ItJ),ItP),IrJ),IrP),IrC),IrK)を定義した.ネットワークにフロウ(テンション)が存在するきIqC)=IqK)(ItJ)=ItP))が成立し端子流量q(圧力t)は領域IqC)(ItJ))に属すること,更にネットワークを通過する粒子の直径r(ゲージという)はIrJ)に属し且つ恒等的にItJ)=IrP)=IrK)=IrC)であることを示した.重み区間が確率的変動を行うとき,これらの領域の上限と下限φは確率関数となる.φの確率分布の計算は一般に困難であるが,2端直並列,準2端子直並列ネットワークに対しては簡潔にして有効な方法,道相関と切断相関には共通枝の複製による独立化の処理法を提案した.