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2-しきい値関数の判定と合成
水野 尚 木村 正行
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J56-D
No.8
pp.449-456 発行日: 1973/08/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5713 論文種別: 論文・資料 専門分野: キーワード:
本文: PDF(602.4KB)>>
あらまし:
2-しきい値関数(2-TF)の判定,合成を考える場合,その一つの方法として,与えられたn変数論理関数fnが2-TFかどうかを判定し合成する問題をfnに対応するn+1変数論理関数fn+1を求め,fn+1がしきい値関数(1-TF)かどうかを判定し合成する問題に置き換えて解く方法が考えられる.本論文は,著者らがしきい値関数の解析に用いた連結辺,連結表の性質を適用することにより,fnからfn+1を求め,その際重要な問題となる各変数の重みの絶体値の大小,相対符号を判定する方法を与えたものである.本論文でのべた方法を用いてMow and Fuらによる4変数までの2-TFの64クラスについて調べてみると,4クラスについては,重みの大小,相対符号を決定することができなかった.これらのクラスについては,試行錯誤で重みの大小,相対符号を定めてやらねばならない.しかし,従来の方法に比べてかなり手数が少なくなると思われる.
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