クロスバ形接続回路網における空そく表データ構造と経路探索

猪瀬 博  斎藤 忠夫  浅野 正一郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J56-A   No.12   pp.759-766
発行日: 1973/12/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
複雑なクロスバ形接続回路網の呼損率を厳密に理論的に求めることは,一般に不可能であることが知られている.確率リニアグラフによる実用的近似式がこのために用いられているが,その評価には計算機シミュレーションを必要としている.しかしながら複雑な接続回路網のシミュレーションプログラムを作成するには多くの労力を必要とし,任意の接続回路網のシミュレーションが行える汎用シミュレータの開発が望まれる.本論文は,接続回路網のトポロジカルな性質を考慮して汎用接続回路網シミュレータを構成するための基礎的検討を行っている.すなわち多種類の網についてその構成を指定するだけでシミュレーションを行うには,それぞれの網についての空そく表を自動的に発生し,これにもとづいて経路探索を実行することが必要であり,本論文では空そく表の一般的な形,それを指定するための接続回路網形式の指定法ならびに経路探索の手順について一般的に論じている.