多重光導波系における収束素子の不規則ひずみによる伝送容量の制限

長嶋 秀世  末松 安晴  米沢 宣義  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J54-B   No.3   pp.116-122
発行日: 1971/03/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文・資料
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本論文はしゃへい管を用いた共焦点レンズ列光導波系で空間多重伝送を行なう場合,導波系の不完全さが伝送可能なビーム本数,つまり伝送容量に与える影響について検討した.この際レンズの焦点距離,レンズ間隔などの製作誤差,レンズの一,三,四次項ひずみ,しゃへい管の上下のランダムな温度差,レンズの軸ずれなどにより起こるスポットサイズおよびビームの軸ずれの増大の効果を考慮した.また,多重ビームの安定性として,入射端の隣接する2本のビーム間隔が出力側で減少する割合を考え,偏差のない出力側のビーム間隔を規準として統計的解析を行なった.さらに,漏話の定義より近似式を求め,つぎに,数表より漏話量とビーム間隔との関係を図示し,最終的に伝送容量との関係を示した.