自己バイアス効果のある自励振動回路の解析とその諸特性について

石橋 幸男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J54-A   No.6   pp.345-353
発行日: 1971/06/25
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Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
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あらまし: 
2階の微分方程式で記述される自励振動回路を解析する場合,一般にvan der Polの方程式が用いられている.しかし,この方程式を用いた場合,自己バイアス効果のある振動回路の動作を定量的に解析することはできない.本論文では,初めに自己バイアス効果のある自励振動回路の解析にvan der Polの式を用いるのは適当でないことを簡単に述べた.つぎに自己バイアス効果を考慮した2階の微分方程式を導き,この方程式を用いて陽極同調形自励振動回路の振動電圧の立ち上り,定常振幅値,強制振動などを解析し,同期範囲を定量的に明らかにした.終わりに,理論値と実験値がほとんど一致することを確かめた.