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連結表によるしきい値関数の生成
石井 直宏 木村 正行
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J51-C
No.10
pp.447-454 公開日: 1968/10/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0373-6113 論文種別: 論文・資料 専門分野: キーワード:
本文: PDF(763.9KB)>>
あらまし:
既知のしきい値関数から比較的容易に異なるしきい値関数をつぎつぎに生成する方法があれば,それはしきい値関数の性質を知るうえにも,あるいはしきい素子回路の設計を行なううえにも重要な役割を果たすものであり,この問題は,しきい値関数の生成問題としてあつかわれてきた.本論文では,しきい値関数を表わす一次不等式系の理論と,n次元超立方体の構造に基づいて,しきい値関数を生成していく方法を求めた.n次元超立方体の構造としては,連結辺および近接ベクトルに注目した.その結果,文献(1)で用いた連結表に基づいて,しきい値関数を連結辺ベクトルで表示し,その生成問題が解析できることを示した.このような解析から,すべての(n-1)変数のしきい値関数から,近接ベクトルと連結辺を用い,すべてのn変数のしきい値関数が生成できることを示した.
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