回路網解析と位相幾何学的自由度

大附 辰夫  石崎 靖敏  渡部 和  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J51-A    No.6    pp.238-245
発行日: 1968/06/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0373-6091
論文種別: 論文・資料
専門分野: 
キーワード: 


本文: PDF(593.5KB)>>
論文を購入



あらまし: 
回路網解析において,すべての枝の電圧または電流の片方をキルヒホフの法則に従って定めることができるようないくつかの枝の電圧と他のいくつかの枝の電流の組を独立変数にとる方法は混合解析と呼ばれ,よく知られている節点解析や閉路解析を一般化したものである.本文ではこの独立変数の数の最小値を位相幾何学的自由度と定義し,これを与える公式と,これに対応する独立変数の組のすべてを求めるための手法を導いた.この問題は,グラフ理論的にいえば,本文で新しく導入した極木という概念を用いて解決された.本文で得られた結果を用いれば回路解析における計算手数を大幅に減少できる.