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第5世代移動通信システムSub-6 GHz周波数帯における電界型及び磁界型アンテナ近傍での植込み型医療機器干渉誘起電圧推定
大塚 敦生 日景 隆 石岡 諒汰 東山 潤司 井山 隆弘 鈴木 恭宜
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J105-C
No.5
pp.157-166 公開日: 2021/12/28 早期公開日: 2021/12/28 Online ISSN: 1881-0217
DOI: 10.14923/transelej.2021STP0003 論文種別: 特集論文 (エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集) 専門分野: キーワード: 植込み型医療機器EMI, 干渉誘起電圧, 有限要素法, 電気光変換,
本文: PDF(30.6MB)>>
あらまし:
各種電波利用機器に対する植込み型医療機器(植込み型心臓ペースメーカ/植え込み型除細動器)の電磁干渉(EMI:Electromagnetic Interference)特性について,電磁界シミュレーションを用いた評価法の構築を目的として検討を行っている.本論文では,EMI評価試験で用いられる疑似人体に組み込んだペースメーカ数値モデルを用い,第5世代移動通信システムSub-6 GHz周波数帯(3.7 GHz, 4.5 GHz)において,ペースメーカコネクタ部への電界結合及び磁界結合に着目し,ダイポールアンテナ近傍における干渉誘起電圧についてシミュレーションを用いて評価する.有限要素法に基づく干渉誘起電圧のシミュレーション結果について,磁界型アンテナであるスロットアンテナの場合と比較して電界と磁界のどちらが干渉誘起電圧に支配的に作用するか議論する.また,ペースメーカ実機を用いた電波ばく露及び干渉誘起電圧測定を行い,シミュレーション結果の妥当性検証を行う.
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