周波数・時間・到来方向の特徴を利用したスパースネス統合IVA

牛島 隆裕
太刀岡 勇気
上ノ原 進吾
古家 賢一

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J104-D    No.4    pp.348-356
発行日: 2021/04/01
早期公開日: 2021/01/06
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2020PDP0050
論文種別: 特集論文 (学生論文特集)
専門分野: 音声,聴覚
キーワード: 
音源分離,  雑音除去,  独立ベクトル分析(IVA),  スパースIVA,  白色化,  近接分離最適化,  

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あらまし: 
近接分離最適化を用いたブラインド音源分離(BSS)は,従来のBSS手法に比べて様々な制約をより柔軟に考慮できる.BSSに必須の白色化の悪影響を周波数方向のスパースネスを考慮することで抑制するスパース独立成分分析(IVA)が提案されているが,音源によっては効果がないものもみられることを本報の実験で示す.これを改善するため,周波数方向のスパースネスに加え,時間方向と到来方向のスパースネスを導入したスパースIVAを提案する.またそれらのスパースネスを組み合わせることで,従来のスパースIVAに比べて様々な音源でBSSの性能を改善できるスパースネス統合IVAの提案を行う.実験により,提案手法の有効性を確認した.