|
本文PDFファイルを閲覧するには,ログインする必要があります.
左メニューよりログインして下さい.
|
電波の到来角差を用いる下りリンクTDOA測位法
原 嘉孝 網嶋 武
誌名
電子情報通信学会論文誌 B
Vol.J104-B
No.11
pp.947-959 発行日: 2021/11/01 早期公開日: 2021/07/12 Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2021JBP3009 論文種別: 論文 専門分野: 計測,探査 キーワード: 到来時間差, 到来角差, 測位, 下りリンク, アレーアンテナ,
本文: PDF(1.1MB)>>
あらまし:
本論文では,2送信局から電波を受信する環境において,移動局が二つの電波の到来角差を用いて測位を行う下りリンクTDOA (Time Difference Of Arrival)測位法を提案する.提案法では,二つの電波の到来時間差とその二つの電波の到来角差を同時に満たす位置を移動局の位置として推定する.提案法を用いると,通常のTDOA測位法では対応できない2送信局のみから電波を受信する環境で,移動局の位置を推定することができる.性能評価の結果,送信局間隔50 mのもとで現実的な無線伝送を行う場合,提案法では数m以下の測位誤差で測位を行えることが明らかとなった.
|
|
|