リードフィールド行列を用いたアンサンブル学習による心電波源位置推定法の特性評価

伊藤 孝弘  中根 辰仁  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J103-C   No.5   pp.247-253
公開日: 2020/03/31
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: 特集論文 (エレクトロニクス分野におけるシミュレーション技術の進展論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
12誘導心電図,  SPFD法,  リードフィールド行列,  アンサンブル学習,  ランダムフォレスト,  

本文: PDF(958.3KB)>>
論文を購入




あらまし: 
心電図から心電信号波源を推定することができれば,疾患部位の特定に役立てることができるはずである.しかしながら,従来の手法ではその精度は限定的である.本論文では,12誘導心電図を用いた心電波源推定問題に対し,リードフィールド行列を用いた波源推定法を弱学習器として用い,アンサンブル学習によって高精度化する手法を提案する.弱学習器として決定木を使用するアンサンブル学習手法であるランダムフォレストに比べ,電流密度の考慮ができるためより高精度な推定が期待できる.計算機シミュレーションの結果,ランダムフォレストでは12.3mmの平均推定誤差であったのに対し,提案手法では6.7mmの誤差であり,提案手法によって高精度な波源推定が行えることを示した.