単層カーボンナノチューブとポリ酸によるニューロモルフィックランダムネットワークデバイス

田中 啓文  赤井 恵  浅井 哲也  小川 琢治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J103-C   No.1   pp.53-60
公開日: 2019/12/13
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: 招待論文
専門分野: 半導体材料・デバイス
キーワード: 
インパルス発生,  リザバー計算,  ニューロモルフィックデバイス,  マテリアル知能,  

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あらまし: 
昨今非常にホットな研究テーマとなっているAIハードウェアとは対照的に,ニューロモルフィックハードウェアは神経科学に基づいており,スパイキングニューロンとその高密度で複雑なネットワークの両方を構築することが「知能」を得るために不可欠である.しかしながら,現在のニューロモルフィックデバイスの集積密度は,人間の脳に比べはるかに及ばない.本論文では,単層カーボンナノチューブ(SWNT)とポリオキソメタレート(POM)の複合体が形成した動的で非常に高密度のネットワークからなる分子ニューロモルフィックデバイスに関して得られた実験結果を中心に,最近得られた結果を加えつつ解説する.