大規模IPv6アドレスの収集・分析

新津 雄大  小林 諭  福田 健介  江崎 浩  
(インターネットアーキテクチャ研究専門委員会推薦論文)

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J103-B   No.6   pp.223-233
発行日: 2020/06/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2019JBT0002
論文種別: 論文
専門分野: インターネット
キーワード: 
IPv6アドレス,  ネットワークスキャン,  セキュリティ,  

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あらまし: 
IPv6でのネットワークスキャンは非効率的であると言われているが,近年ではホストに割り当てられたIPv6アドレスを収集して効率的なスキャンのためのアドレスリストを生成する研究が行われている.しかし,それらの研究の多くは収集できるアドレス数の議論に終始しており,アドレス収集に要した時間やどのようなアドレスが集まったかという議論が十分になされていない.本研究では様々な手法で3,800万のアドレスを収集し,その結果から各収集手法の特徴を議論する.各手法で得られたアドレス数と時間の関係を示し,また集まったアドレスをASやホストのタイプで分類を行うことで,手法ごとに集まるアドレスに違いが存在することを明らかにする.